【鉄獣戦線 徒花のフェリジット】メルカリ相場の推移を調べると、面白そうなことがわかってきた【遊戯王】
イントロ
こんにちは、今回は鉄獣戦線 徒花のフェリジットというカードの、メルカリ相場について統計を取ってみました。
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このカードを見たときのファーストインプレッションは、クソかっけえええええええでした。
次に思い出されたのがアークナイツ(ソシャゲ)やり始めたけど、初期ガチャのマラソンで満足してやめちゃったな...でした。
復帰したけど、未だチュートリアル終わってません...
アーゼウスの時は、相場が安定しそうな一ヶ月間くらいだけを切り取って統計を取ったんですが、今回は、出品された当時からの出品価格の時系列(←とはちょっと違うかな...)を見てみました。
脳汁やばかったっす。
観測結果
本題へ。
いつも通り、Numbersでデータメモってます。
今回400件くらいあったので、作業的にも地味で大変でした...
さて、早速見てみましょう。
縦軸は商品の金額です。横軸は、本当なら日付を取りたかったんですが、出品者でもないので、半年前とかの古いデータはその出品日はわかりません。
仕方ないので、古いデータから1,2,3...とラベルをつけました。
グラフ左に行けば行くほど、古い出品のものです。
グラフ右端は、2021年09月初旬の出品のもので間違いないんですが、
グラフ左端のものは、半年以上前でメルカリにも「半年以上前」としか
表示されないので詳細はわかりません!大変口惜しい...
一応、フェリジットの封入パック:ファントム・レイジが2020年08月08日みたいなので、
14ヶ月くらいの出品に注目していることになります。
結果を観察...
個人的はみたいものが見れたな...(ウキウキ)という感じです。大雑把ですが、横軸を時間のように見ます。このグラフの傾向を掴むというだけなら、この見方でも差し支えありません。
↓の画像にコメントした通り、最初の出品のあたりでは価格が下がっている傾向がありますが、ある程度出品がなされた後は一定の値に落ち着いています。
【余談】
この下がっている傾向を定量的に掴むのも面白いかも
と思ったのですが...
つまり、どのような時間間隔で、どれほど下がっているか
を調査してみても良いなと思ったんです。
ただ、横軸は日付ではないのは、先述の通りです。
ここで無理に、日付を時間と見ると
(グラフの横軸は、1,2,3...つまり1間隔なので)
暗に一定間隔の時間で出品がなされる
という仮定を置くことになります。
その仮定のもとで調査したものに、意味があるかって話になりそうなので
保留...。
【さらなる余談】
検証のしがいはありそうなんですよね。
1.時間間隔はランダムで、
2.注目する値(=今だと金額)もランダムなものの、時間的に傾向を持つ=(今の例では減少する)とき、
3.その傾向を関数F(t)で捉えたとします。
作業的には
をプロットする。ここで
と は乱数で、は時間に依存して、傾向を持つ乱数とします。
tとyは全て観測値で、作業としては一番自然なものだと思います。
次に
1.時間的に一定(例えば、ランダムな時間間隔の平均値=今でいう平均的な出品間隔)なtと、
↑と同じ乱数をプロット
2.このプロットを関数G(t)で捉える
この時のF,Gの違いは???
待ち時間とかなんとかでポアソン分布を利用する???
ここで統計学にわかが出てしまいましたね...
【さらなる余談ここまで】
【余談ここまで】
考察1
おそらく、この平均価格の推移は感覚的に納得できる話ですし、なんなら裏事情はガチ勢の方が詳しいと思います。
すなわち、パックの発売当初は、そのカードの効果や希少性が(現在から見ると)過大評価されていて価格が(現在のものと比べると)高めになる。しかし、時間が経ってそのカードが正しく評価され始めることで高騰していた価格が下がり始める。ただし、無尽蔵に下がるのではなく、強みや希少性はあるので、ある程度の値で落ち着く。
みたいな?
考察2
需要と供給の関係でも説明できるんすかね?
最初、どうしても欲しい人は2万円で購入していたけど、いや、その価値はないやろって思う人もいるわけで。
2万円で出品→誰も買わなくなる→出品価格を下げる
→買う人もいるが買わない人が多い→出品価格を下げる
→...
みんなが買いたい最高価格、みんなが売りたい最低価格が同じになって
相場も落ち着く
みたいな?
まあ、個人的にはどっちが理由でもよくて
「現実問題として他のカードでは、どんなデータが取れるか」
に最も注目を置いています。↑で得られた時系列もどきは、いいデータだと思ってて
色々考えることがあります(楽しい!)。次回は、この時系列もどきデータから何を調査していくかを書いていきます!
あ、最後に。
フェリジット自体の売れ行き?ですが、ほとんどの商品はしっかり売れていました。
しかしやはり、平均価格より2000〜3000円とか高いものは売れませんね。
そういう出品をなさる方は、相場という感覚に乏しいのか...?
ちなみに、なんかカードのきれいさを特徴付ける9とか10とか数字(ランク)があるじゃないですか。
↓画像では、平均価格が落ち着いているにも関わらず、平均価格よりはるかに高いデータ設定の商品があります。↓画像の緑枠範囲の商品です。
全てではありませんが、これらのデータはランク9とか10って示されている商品が多かったように思います。
確か、4万、ランク10は売れてませんでしたがね...3.5万、ランク10は売れてました。
2万後半、ランク9とかも売れてなかったような...
正直、この辺の感覚は、もはや僕には計りかねるので...僕なら相場価格ので満足ですわ。
もし、うん万する値段の商品を出品するなら、過去の成立している取引を参考にすべきだと思います。自分の売りたい価格=相場に近くないと、売れませんからね〜
って当然か!
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(2021/09/06時点です)