【遊戯王】ブラッドローズドラゴンのメルカリ価格を統計処理すると、意外な事実がわかった。
こんにちは、たちつてとです。
今回は、ブラッド・ローズ・ドラゴンのメルカリ相場を調査しました。
イントロ
前回は、天霆號<†ネガロギア†>アーゼウスの平均価格を調べたんですが、
【遊戯王】天霆號アーゼウスはいくらで買ったらお得か、メルカリで統計的に調べてみた
どうも平均相場が変動してるみたいで、一ヶ月くらいのサンプルしか取れなかったんですよね。で、ブラッド・ローズ・ドラゴンですが、5ヶ月くらいは価格変わってなさそうで、
サンプル数大幅アップ!!って具合です。
あ、今回もパッとみで判断しやすいので、プリシクのもので調べました。
今回も前回同様、平均と分散(定義は↑リンクと同じです)を調べたんですが、
サンプル数 150個くらいってことで、
度数分布=出品されている金額では、どの価格帯が多いか少ないか
というものを作ってみました。
早速データ採取
↓前回同様、泥臭く一つ一つ値段を見てメモる、という形です。赤枠のところが、データになります。
ルールは
- 2021/09/03までの五ヶ月間
- プリズマティックシークレットレア(見た目で判断しやすいので)
- 単体出品
- アジア版は除く(よくわかりませんが、希少なのか13000円くらいの値段です)
上述の通り、サンプル=150ほどです。
平均価格
さて、平均価格は...
6247円!!!
まあ、こんなもんか。
分散
お次、分散は
980072(円×円)!!!
分散自体、感覚的にはよくわからない量であることは、前回説明しました。
単位が円×円なのでね!
標準偏差
さて重要なのは、標準偏差。
990円!!!
でした。
つまり、6247円(平均値)からプラスマイナス990円くらいの価格帯で、
出品されていることがわかります。5000円くらいで買えたら、お得!という具合です。
度数分布
さて、最後に度数分布を見てみましょう。
度数分布???知らんわ。という方も図を見ていただけると、直ちにその意味がわかるでしょう。
こんな感じ。横軸が金額です。縦軸は、その金額に対しての度数です。
例えば、横軸6000円くらいのところに、(22.5という)一番大きな値があります。
価格としては、6000円くらいの価格帯が一番多い、ということになります。
逆に4500円くらいの価格帯では、ほぼ出品がない、ということが読み取れます。
【またまた余談】
縦軸の値自体は、絶対値は意味がなく、
他のデータとの相対的な値として意味を持ちます。
サンプル数を大きくすると、縦軸の値も大きくなります。
サンプル数を倍にすると、22.5→45、とかって感じです。
→絶対値としては意味がない。
しかし、サンプル数を大きくしても、この山の形は大きく崩れないでしょう。
つまり、この価格帯は出品が多く、あの価格帯は出品が少ないという
情報は変わらない、ということです。
→相対的な値としては、意味がある。
縦軸をただの度数ではなく、度数(=縦軸)/サンプル数とする(規格化すると言います)と、
サンプル数をかえてもグラフの概形が変わらなくなります。
こうすると、確率分布っぽくなるんですね。
【余談ここまで】
さて今度は、標準偏差もこの図に取り込んでみましょうか。はい。
赤線のサイドにある青線と黄色線が、平均値プラスマイナス標準偏差(よくシグマと使われます)となります。だいぶ極端ですが、
プラマイ標準偏差(シグマ)の範囲に、
ほとんどのデータが存在しますよね。
自分でもうーん、そうなのか...と思いましたが、
平均金額と標準偏差を知っておけば
(↑誰がわざわざ調べるのかは置いといて笑)
平均金額-標準偏差となる金額が、
ほぼ最低金額となる
ということが読み取れます。データが正規分布に従うなら、平均プラマイ標準偏差だと
70%くらいのデータが範囲にくるんですが、80〜90%くらいありそうですよね
サンプル数をもっと大きくすると、もう少し結果が変わるかもしれませんがね!
ともあれ、この最低金額より低い値段で買えると、
だいぶラッキーってことですね!
(2021/09/04時点)よければ参考までに...
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